まちわび、まちさび

二十一世紀型の七夕を、あたしたちは示さなくては。
彼女はそういって、笹の支柱を自分の陰部に押し当てた。


あそーれそーれそーれそーれ
あそーれそーれそーれそーれ


精一杯おどけた。精一杯おどけた。
気が付いたら、目の前はギャラリィで一杯になっていた。
その一部はグラスの淵にしがみつき、必死で助けを求めていた。


あそーれそーれそーれそーれ
あそーれそーれそーれそーれ


あそーれそーれそーれそーれ
あそーれそーれそーれそーれ


彼女は思った。あたしは今、二十一世紀型だ。
二十一世紀のはじめにいるものの、紛れも無く二十一世紀。ぴたりと当てはまる。
後から振り返ったとき「あいつだけは二十一世紀型だった」そう思われるに違いない。


そう思い、そう言い、彼女はいっそう膣に力を込めた。


あそーれそーれそーれそーれ
あそーれそーれそーれそーれ

個人輸入

sonoichi2003-07-02

ベルセルクの25巻を入手した。日本のトモダチから送ってもらいました。


ページをめくるとびっくり、とりわけ厭らしくもないページが、表裏一体精子で糊付けされているじゃありませんか。びりびりだ。


こんなオーグルまみれのページでオナニーをしたのか、はたまた別のメディアでピストン運動していたところ、罪の無いガンビーノ親子にたまたま精子がふりかかってしまったのか。もし前者なら、とんでもないイル・ポスティーノだ。


まあどっちでもいいので、もうオナニーをして寝ます。
今日は利き腕じゃないほうでやるんだ。
自分の想定外の緩急がつくですよ?


エロ王国には自慰道という精神武術があります。いずれ紹介するつもりですが、いったいいつのことになるやら。

sonoichi2003-07-01


「裸でオナニーをしたら、顔に精子がかかってしまった。
いったいどうしてくれる!!」

という類の輩が、束になって襲い掛かってきたので、
おのおのをていねいに丸めて、きれいな川に流してあげました。


(あとでこの行為が「放流」だということを知る)


うれしそうです。


でも、ちゃんと元いた川に戻ってくるよう、
僕たちは僕たちで、川をきれいにしておこう。
努力をするのだ。そう思いました。


思うことは自由なのです。


そう、二十一世紀までは。

sonoichi2003-06-28


俺 「俺はおっぱいが好きだ!」
おっぱい「嬉しい!私も前から貴方のことが大好きだったの!」


「僕も僕も!」
「おいらもズラ」
「ワシもですじゃ・・・」
「ミーもざんす」
「おっと、俺様を忘れてもらっちゃ困るな」
「本官も、大好きでぇ〜あります」
「あたくしもよ。ウッフン」

sonoichi2003-06-27


「バライティ・ドットコムだ!」彼等はそういった。
「バライティ・ドットコムだ!」」僕も追随した。

あの頃の僕らは、ただそれだけで幸せだった。
バライティ・ドットコムが僕らの全てを支配していたのだ。



E.H.モジシフー ―「十九世紀市民小説とエロ王国経済衰退史」


エロ王国のドメインは泣く子も篭る「ek」ドメイン
使用するのはインターネットとは程遠い独自ネットワーク、である。
日本のIPアドレスからは、アクセスしても
「エロックス・ジャパン」界隈をたらい回しにされるだけ。


エロ王国の紳士性をアピールするインターネット用のHPを作らなくては。
まずはそのためのドメインを取らなくては。


我々はつどった。つのり、つどった。
「info」ドメインの解禁日。
我々の使命はただ一つ。
エロ王国に相応しい「variety」や「cool」など、
汎用的でオシャレなinfoドメインを取得すること、である。


作業は困難を極めるだろう。
そして苦しい王国の台所事情も踏まえなくてはならない。
求められているのは「最小限で最高の結果」。
オペレーターはおおよそ200人。PCの前に陣取る。
さあ、午前零時。infoドメイン解禁だ―



「π」は、www.unko.infoでもアクセスできるみ
たい

sonoichi2003-06-26


水揚げされた魚介類の網の中に、
ビーチボール大のおっぱいが引っかかっていたので、
よちよち家に持ち帰り、育ててみた。

せっせと、水をやりました。
せっせと、水をやろうとしました。

瀕死の状態だったおっぱいが、
太陽に向かって力強く育つさまに、
生命の神秘さえ感じました。


それが、
まさかあんなことになるとわ